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【東京】

没後150年 衰えぬ人気 土方歳三ゆかりの日野で新選組まつり

個性的なパフォーマンスを披露し土方役に選ばれた三宅さん=いずれも日野市で

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 ひの新選組まつりが11日、ゆかりの日野市で開幕した。12日にJR日野駅周辺である新選組隊士パレードの配役を決めるコンテストや、市出身の副長土方歳三の没後150年を記念したパレード前夜祭が高幡不動尊金剛寺で開かれた。 (松村裕子)

 コンテストには百五十年と令和初年のメモリアルイヤーの配役を目指し、全国から四十三人が出場。隊士の子孫ら審査員十一人を前に、一人一分で歌や太刀さばき、ダンスやバレエなど個性的なパフォーマンスを繰り広げ、二百人余の観客を楽しませた。

 出場者は男女ほぼ同数だったが、一次審査を通過したのは女性八人、男性一人の計九人で、池田屋事件の一場面を演じる二次審査で役の割り当てが決定。

 土方役には挑戦五度目の大阪府松原市、会社員三宅一美(ひとみ)さん(32)が選ばれ、土方の子孫から百五十年記念で新調したパレード用の土方の愛刀「和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」のレプリカを託された。昨年は双子の妹が土方役を務め「双子で平成、令和をつないで、大役を務めきる」と勝ちどきを上げた。局長の近藤勇役は練馬区、会社員下地杏莉(あんり)さん(35)に決まった。 

◆新選組関連の3資料館長 前夜祭で魅力語り合う

土方についてトークを繰り広げる3館長

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 前夜祭は初開催で、新選組関連の市内三資料館の館長が「とことん語ろう土方歳三」のテーマでトークを繰り広げ、隊士コンテストの出場者ら約百人が土方談議に花を咲かせた。

 土方の魅力について、土方歳三資料館長で子孫の愛さんが「信念を貫いたところ」と語ると、六番隊組長だった井上源三郎の子孫で井上源三郎資料館長の雅雄さんも「最後まで戦ったところが男のロマン」と応じた。土方の義兄で新選組を支援した佐藤彦五郎の資料を展示する佐藤彦五郎新選組資料館長の佐藤福子さんは「武士になるため自分を高める努力をした人。やんちゃな時代があったのも魅力」と話した。

◆マンホールのふたでも歳三PR

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 土方歳三の没後150年を記念し、日野市は命日の11日、日野駅のそばに、土方をデザインした下水道のマンホールのふたを設置した=写真。

 ふたは直径60センチ。土方の顔が描かれ、歩道にカラー塗装された150年ロゴマークの一部になっている。

 観光客ら駅利用者に見てもらい、土方の古里をアピールする。 (松村裕子)

 

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