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【東京】

南池袋公園「トイレ不足」解決へ 仮設の仮設、コンテナ型、常設 3段階で

思い思いに芝生でくつろぐ人たち。写真奥の白いパネルで覆われた部分が女性と子ども専用の「仮設の仮設」トイレ=いずれも豊島区で

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 豊島区は、池袋駅近くにあり、人気の南池袋公園の「トイレ不足」について、解決に着手した。まずは十連休初日の四月二十七日に「仮設の仮設」トイレを五つ設置。六月末に個室が五つあるコンテナ型の仮設トイレに置き換え、十一月末に常設のトイレを新設する。三段階の「トイレ大作戦」だ。 (宮崎美紀子)

 三年前にオープンした同公園は芝生敷きで、ウッドデッキやカフェがある区内有数の人気スポット。休日はたくさんの親子連れでにぎわうが、女性用のトイレは個室が二つしかない。他におむつ替え台付きの多目的トイレが一つあるが、ニーズに見合わず長蛇の列に。

 区は近所のコンビニに協力を依頼したり、公園地下の駐輪所のトイレの利用を勧めていたが、トイレ増設は喫緊の課題だった。

 そこで区は連休にあわせ、公園の隅に女性・子ども専用として工事現場にあるような仮設の洋式トイレを設置した。

 連休前半、十一歳〜二歳までの男の子三人を連れて公園を訪れた同区・利川真理子さん(43)は「女子トイレは並びます。うちは男の子なのでいいですが、女の子がいるお母さんは大変。トイレが増えるのは助かる」と歓迎した。

 六月にできる仮設トイレも女性・子ども専用で、女性用のほかに子ども用便器を付ける。十一月新設の常設トイレは女性用が八つもあり、他に子ども用も一つ設ける。男性用と多目的トイレも新設。同公園を手掛けたデザイナーが設計し、景観にあったステキなトイレになりそうだ。

 一方で、「小さい子が動き回るので、子ども用の椅子がない仮設トイレは使えない」という板橋区の女性(33)も。一歳五カ月の子どものおむつを替えてきたという同区の女性(30)は「おむつ替えスペースが今は一カ所しかないから行列です。新しいトイレはおむつ替え台があるの?」と心配する。利川さんも上の子を公園に待たせ、離れた場所のデパートまでおむつ替えに走った経験があった。おしゃれなだけではなく、使い勝手もいいトイレが求められている。

連休初日に設置された女性と子ども専用の「仮設の仮設」トイレ

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