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【東京】

三社祭が開幕 びんざさら舞、令和の豊穣願う

浅草神社で、大勢の見物客の前で披露された「びんざさら舞」=いずれも台東区で

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 17日に始まった令和初となる浅草神社(台東区)の三社祭。名物の大行列に続いて、恒例の神事「びんざさら舞」が奉納され、境内を埋めた大勢の見物客が優雅な舞に見入った。18日からは、いよいよ神輿(みこし)が浅草の街中に繰り出し、お祭りムードはさらに高まる。 (加藤健太)

 大行列は午後一時に浅草見番をスタート。神社東側の馬道通りを練り歩く東回りの順路で、雷門や浅草寺の仲見世を経て、神社までの約一・五キロを一時間かけてゆっくりと歩いた。

 初夏の好天に恵まれ、列をなす人たちは扇子であおいだり、水分補給したりしながら進んでいた。長さ二百メートルになる大行列に、沿道の外国人観光客からは「クール!」と興奮した声が上がった。

 びんざさら舞は、五穀豊穣(ほうじょう)を願い、びんざさらと呼ばれる楽器を使う。都無形民俗文化財に指定されている。社殿で奉納された後、神楽殿で見物客にも披露された。もみまきに見立ててまかれた紅白と金色の紙片は、日差しに反射してキラキラと輝いた。

 千葉県柏市の無職井田博重さん(72)は「三社祭は毎年来ているが、びんざさら舞をじっくり見たのは初めて。江戸の雰囲気を感じられた」と満足げに話した。

     ◇

 最終日十九日の本社神輿の渡御は、例年特ににぎわう行事。三基の本社神輿の位置は、主催する浅草神社奉賛会のホームページや、スマートフォンアプリ「365ASAKUSA」で確認できる。

 一方、浅草神社奉賛会は、外国人観光客によるドローンの使用が相次いでいるとして、持ち込みを禁じるポスターを境内に張り出した。会の担当者は「広い場所で飛ばしたい気持ちは分かるが、落下事故にもつながるのでやめてほしい」と呼び掛けている。

好天に恵まれた三社祭初日、大行列の見物に多くの観光客が訪れた浅草寺境内

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