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【東京】

みんなで遊ぼう 鬼太郎ひろば ゲゲゲのゲ 水木しげるさんゆかりの調布でオープン

鬼太郎像脇であいさつする故水木しげるさんの妻・武良布枝さん=いずれも調布市で

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ボルダリング遊具になった「ぬりかべ」

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 人気妖怪アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公の名を冠した公園「鬼太郎ひろば」が十八日、調布市下石原にオープンした。開園式典には八百人を超える市民やファンが訪れ、新たな「聖地」の完成を祝った。鬼太郎生みの親の漫画家水木しげるさんは二〇一五年に亡くなるまで五十年以上同市に住み続け、多くの作品を世に送り出した。市内には水木マンガゆかりのスポットが数多くあり、公園は市内観光の新たな呼び水になりそうだ。 (花井勝規)

 公園は、京王線の地下化に伴い旧鉄道敷地の一部約千八百平方メートルに、市が整備した。約一億円の費用の一部はインターネットで寄付を呼び掛けるクラウドファンディングで調達。同市では初の試みだったが、水木ファンらを中心に三百五十件以上、想定の二倍以上の千十七万円が寄せられた。

 園内には、鬼太郎のブロンズ像(高さ一・三メートル)をはじめ、ボルダリング仕様にした「ぬりかべ」、長さ十二メートルの長いベンチ「一反もめん」、滑り台を組み合わせた「鬼太郎ハウス」などユニークな遊具や像が配置された。水木さん自身が生前、仕事場でプランターで育てていたカイズカイブキ四本も移植された。

 式典では水木さんの妻、武良(むら)布枝さん(87)が水木さんの遺影を抱いて「水木や鬼太郎をどうか忘れないで」とあいさつ。東映アニメの永富大地プロデューサーは「アニメ作品の背景の要所要所で調布が登場する。ファンのみなさんと一緒に盛り上げたい」と語った。

 市は「水木マンガの生まれた街」として「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に二年連続で選ばれ、主催するアニメツーリズム協会から、長友貴樹市長に認定証が手渡された。

 小さいころから鬼太郎ファンというあきる野市の小学六年横田峻舵(しゅんた)君(11)は手作りのチャンチャンコと一本げた姿で、「鬼太郎ゆかりの聖地巡りが楽しみ」と話した。江戸川区から家族六人で来た主婦(37)は「子供のころに帰ったような気分になれる場所」と感激していた。

ベンチ風の遊具になった「一反もめん」

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