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【東京】

滄浪泉(そうろうせん)園 自然守り開園40周年 記念植樹や樹木巡りツアー

園内の樹木巡りでガイド役を務めた岩谷美苗さん(右)

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 国分寺崖線(がいせん)の湧水や豊かな武蔵野の自然を今に残す、小金井市貫井南町の庭園「滄浪泉(そうろうせん)園」が開園から40周年になるのを記念するイベントが19日、同園で開かれた。約150人の市民が参加し、森林インストラクターの岩谷美苗さんによる園内の樹木巡りツアーなどを楽しんだ。 (花井勝規)

 イベントは同園を管理運営する市の主催。西岡真一郎市長は「開園から四十年の節目を迎えることができた。小金井の緑と水、自然を象徴する場所で、将来世代にもずっと残したい」とあいさつ。参加した小学生らと三本の白梅を記念植樹した。

 同園は、明治、大正期に三井銀行の役員や衆院議員などを務めた波多野承五郎の旧別邸の一部。園の名は波多野と親しかった犬養毅元首相が名付けた。宅地化の波を受け、現在の面積は約一万二千平方メートルと、往時の三分の一に縮小した。

 一九七〇年代に開発計画が持ち上がり存続の危機に直面したが、地元市民らが反対運動を展開。七二年に都が緑地保全地区に指定、買収に動き、保全への道が開けた経緯がある。 

 豊かな地下水が湧き出る「はけ」と呼ばれる崖地にあり、樹齢百年を超えるアカマツなど昔ながらの武蔵野の森が残る。多くの野鳥や昆虫のすみかになっており、市民の憩いの場所として親しまれている。

 火曜休園。入園料は十五歳以上百円、六歳〜十四歳五十円など。問い合わせは同園管理事務所=電042(385)2644=へ。

記念植樹でスコップを持つ西岡市長ら=いずれも小金井市で

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