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【東京】

わが家の庭 見に来てね あきる野オープンガーデンに11軒が参加

バラに囲まれた自宅を前に「人との交流が楽しい」と話す小針さん夫妻=あきる野市で

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 心を込めて手入れした庭を一般に公開するあきる野市の二〇一九年度オープンガーデン事業に十一軒が参加している。花の種類や庭の形式などにそれぞれの特徴があり、年間を通して公開しているところもあれば今月中だけ受け入れている場合もある。 (萩原誠)

 JR秋川駅から南へ歩いて約十分ほど。住宅街の中に、濃さの違うピンクや白など色のグラデーションも見事なバラの花に囲まれた小針邸が見えてきた。小針幸光さん(70)、伊代さん(71)夫妻が、約二十五平方メートルの庭で丹精して育てたバラは、ピエール・ド・ロンサールやロココなど五十種類に上る。

 小針さんは、〇〇年に家を建て替えた記念にとバラを道路沿いに植えた。近隣の住民から「きれいだね」と声をかけられるようになり、徐々にバラを増やしていった。庭の入り口にアーチをかけるなど工夫をしながら手入れをしていたところ、八年ほど前に知人からオープンガーデンの参加を勧められた。

 幸光さんは育て方や消毒の管理、肥料のやり方、剪定(せんてい)方法など専門的な講習を受け、技術を身につけてきた。伊代さんも、花の手入れや配置などに生け花の経験を生かしている。苦労も多いが、二人とも「きれいに咲いてくれた時の感激と、来てくれた人たちとの交流が楽しい」と話し、「皆さんが『いやされる』って言ってくださるのが励みになります」と笑顔を見せた。

 花や緑を通じて人と人との触れ合いの輪を広げていこうと、あきる野市は〇六年度にオープンガーデン事業を始めた。当初の参加は二軒だったが、徐々に増え、本年度は十一軒が個性的な庭や花壇を公開している。参加者の善意と好意でボランティアで実施しているため、市は公開時間を午前十時〜午後四時と定め、マナーを守って観賞するよう呼び掛けている。

 市は参加している十一軒の公開時期や特徴、見どころをまとめたオープンガーデンマップを作製、市役所などで配布しているほか、市ホームページでも見ることができる。オープンガーデン事業への参加者も随時募集している。問い合わせは市地域防災課地域振興係=電042(558)1394=へ。

オープンガーデンに参加している11軒を紹介するマップ

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