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【東京】

災害情報 市民が提供 東村山防災navi 運用開始

「東村山防災navi」のイメージ(東村山市提供)

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 災害時の安全確保に役立ててもらおうと、東村山市はスマートフォン用アプリ「東村山防災navi」を開発し、運用を始めた。市民が投稿した被災現場の写真や情報を地図上で確認できるようにしたのが特徴で、早めの避難や迅速な救助につなげるのが狙い。都内の自治体でこうしたアプリを導入するのは初めて。 (服部展和)

 平常時と災害時の二種類のモードがあり、平常時は防災に関する情報などを受け取れる。大雨洪水警報などの警報が発表されたり、地震で震度5弱以上の揺れを観測した場合、それ以外に市長が必要と判断した場合に災害時モードに切り替わる。

 災害時は、事前に登録している利用者が被災現場の写真とコメントを投稿し、担当の市職員が真偽をチェックした上で公開。市内の地図上に「床上浸水」「家屋・塀倒壊」など災害の種類や対応状況別のマークが表示され、マークをタップすると写真やコメントを見ることができる。避難所や土のうの備蓄場所までのルートも確認できる。市と警察、消防も情報を共有し、必要な場合はすぐに現場に向かうという。

 二〇一六年八月の台風9号では、市内で河川が氾濫したり、西武多摩湖線に土砂が流れ込んで電車が立ち往生したりと被害が相次いだが、全容把握に時間がかかった。これを教訓に、東村山署と東村山消防署、市消防団の意見も取り入れ、約一年をかけてアプリを開発した。

 防災情報をメールで受け取る「市防災行政無線メール」は約四千件の登録があり、市はアプリについて本年度中に二千件を目標に普及を図る考えだ。渡部尚(たかし)市長は「被害を最小限に食い止めるためのツールとして活用してほしい」と話す。

 アプリは誰でも利用できる。市のホームページなどからQRコードを読み取ってダウンロードし、登録する。

 問い合わせは、市防災安全課=電042(393)5111(代表)=へ。 

 

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