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【東京】

児童が描く「レザー半纏」 浅草で100回目「フェア」開幕

浅草神社での前夜祭で、幻想的なダンスパフォーマンスで披露されたレザー半纏=いずれも台東区で

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 国内最大級の皮革関連の展示会「東京レザーフェア」が二十二日、台東区の都立産業貿易センター台東館(花川戸二)で開幕した。皮革製品を地場産業とする浅草エリアで年二回の恒例行事で、節目の百回目。前日の二十一日は会場に近い浅草神社で、デザイナーの山本寛斎さん(75)を迎えて記念事業の「THE 前夜祭」が開かれ、地域の子どもたちが手掛けた「レザー半纏(はんてん)」が披露された。 (井上幸一)

 全国の皮革関連会社でつくる協同組合資材連(浅草六)の主催。約百五十社が参加し、最新のトレンドの皮革素材や、バッグ、靴、クッション、小物などの製品を展示している。

 寛斎さんが監修したレザー半纏は、江戸の町火消しのデザインを用いた、赤、白、黒の長半纏。台東区立富士小学校(浅草四)の児童が「富士」「太陽」をテーマに、思い思いのペイントを五十着に施した。

 前夜祭で寛斎さんは、「エネルギーに満ちあふれていて素晴らしい」と子どもたちの「作品」を絶賛。岩倉高校(台東区上野七)と通信制のクラーク記念国際高校の生徒計五十人がまとい、幻想的なダンスパフォーマンスを境内で繰り広げた。

前夜祭で、レザー半纏をペイントした子どもたち(手前)らと記念写真を撮影する山本寛斎さん(中央の赤い洋服の人)、富田常一理事長(寛斎さんの左)

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 一九七〇年に始まったフェアは、イタリア・ミラノの世界最大の見本市「リネアペッレ」と連携したり、学生創作展やファッションショーを開いたり、時代のニーズに対応してきた。資材連の富田常一(つねかず)理事長は「多くの方に支えられて百回を迎えられた。今後とも浅草の地で、ワクワクするような創造力、的確な提案力で皮革関連素材をお届けする」と語った。

 フェアは二十三日(午前九時〜午後四時半)まで。レザー半纏の展示コーナーもある。午後二時から、ファッションジャーナリストの日置千弓さんによる二〇二〇年春夏トレンドセミナーが開かれる。

 受付で登録すれば、誰でも無料で入場可能。問い合わせは、資材連=電03(3873)6564=へ。

最新トレンドの皮革関連素材などが展示されているレザーフェアの会場

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