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【東京】

佐喜眞館長が語る基地問題と沖縄の今 あす国分寺で講演会

佐喜眞美術館に常設展示されている「沖縄戦の図」=いずれも沖縄県宜野湾市の佐喜眞美術館で

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 沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の米軍普天間(ふてんま)飛行場に隣接する「佐喜眞(さきま)美術館」の館長佐喜眞道夫さんの講演会が9日、国分寺市南町3の国分寺労政会館で開かれる。国分寺市民でつくる「戦争をするな!9条を変えるな!国分寺実行委員会」の主催で「沖縄の現実を知ってほしい」と参加を呼び掛ける。 (竹谷直子)

 佐喜眞美術館は、佐喜眞さんが普天間飛行場の軍用地になっていた先祖伝来の土地の一部を取り戻し、一九九四年に開館した。「原爆の図」で知られる画家の丸木位里(いり)さん、俊(とし)さん夫妻が、沖縄に作品を置きたがっていると聞き、土地の取得や建設に約十年の歳月をかけ、私財を投じて完成させた。夫妻の「沖縄戦の図」などを展示している。

 屋上からは普天間飛行場を見渡せ、米軍の輸送機オスプレイが飛び交う様子も見える。また、「沖縄慰霊の日」(六月二十三日)に日没直前の夕日が上部の小窓から差し込むよう設計された階段も屋上に設けてある。

 講演会に佐喜眞さんを招いたのは、実行委の一人で、実姉が佐喜眞さんの妻である本町クリニックの院長杉井吉彦さん(68)。隣の小金井市議会が昨年、名護市辺野古(へのこ)での移設中止などを国に求める意見書を可決したことを受けて企画した。「小金井市に続いて、国分寺市や周辺地域でも訴えていきたい」と話す。

 講演会は「『沖縄戦の図』と共に二十五年 アートで平和をつくる そして、沖縄は、今」と題し開催。佐喜眞さんが「沖縄戦の図」の写真などを紹介しながら、沖縄の歴史や県民の今の思い、なぜ基地問題がいつまでも続くのかなどについて語る。

 開会は午後一時半、参加費は資料代五百円。問い合わせは本町クリニック=電042(324)9481=へ。 

「沖縄戦の図」の前で話す佐喜眞さん

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