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【東京】

歌って広がれ支援の輪 世田谷のNPO法人 22日チャリティーコン

掲示物を手作りしコンサートの準備をする大畑さん(左から2人目)、金本さん(同3人目)ら有志たち=世田谷区で

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 声を出してもよく誰でも気兼ねなく聞けるチャリティーコンサートが二十二日午後一時半から、世田谷区民会館ホールで開かれる。ゲストは、かつて「久保田早紀」としてヒット曲「異邦人」を生み、今は教会音楽家の久米小百合さんだ。障害者の支援事業を三十年以上続けている世田谷区のNPO法人「わんぱくクラブ育成会」が企画した。 (神谷円香)

 わんぱくクラブは一九八七年、障害児が放課後の時間を過ごせる学童クラブとしてスタート。厚生労働省が二〇一二年度、「放課後等デイサービス」として制度化したが、民間参入が進み質が問われる中で一八年度に障害福祉サービスの報酬が多くの場合低くなるよう見直された。「あおりを受け、わんぱくも五百五十万円の赤字になった」と、理事の金本英美さん(57)は話す。

 放課後等デイサービスの対象から外れる十八歳以上の日中ショートステイ「ひかり」も手掛けるが、こちらも運営は厳しいため、今回のコンサートのチケット料金(一人三千円)は事業費に充てたいという。

 コンサートは、久米さんが約一時間、「アメージンググレイス」などを披露した後、会場の全員で「マイムマイム」を歌って踊る予定だ。

 保護者ら有志でつくるコンサートチームの大畑篤子さん(54)は、重度の知的障害がある長男康介さん(28)が小学生の時からわんぱくクラブに通い、今はひかりで余暇活動を楽しむ。「安心できる場所はとても大切。障害者の生活に関心を持ってほしい」と、多くの人が一緒に楽しむコンサートになることを願っている。

 開場は午後零時四十五分。自由席で、当日午前十一時から整理券を配る。チケットは事前申し込み可能。問い合わせは、わんぱくクラブ育成会=電03(6450)8229=へ。

 

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