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【東京】

「江戸川総合人生大学」歩み紹介 社会貢献支援し15周年

江戸川総合人生大学のパネル展示=江戸川区で(区提供)

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 江戸川区が2004年に開設、今年10月に15周年を迎える「江戸川総合人生大学」の魅力を伝える企画展示「私のまち、私たちの大学」が区内のしのざき文化プラザ(篠崎町7)で開かれている。7月15日まで。 (井上幸一)

 同大学は、学校教育法などで定める正規の大学ではない。仕事をリタイアした人らが、経験や知識を生かして社会貢献するのを支援しようと、区が設立した学びと実践の場で、講義は主に同プラザで行われている。区内在住、在勤、在学が入学の条件で年齢制限はない。「江戸川まちづくり」「国際コミュニティ」など四学科があり、学生らは地域活動を実践しながら二年間学ぶ。

 これまでに九百三十四人が卒業。大学で得た知識や、築いた人脈を生かし、卒業生は八十団体以上のボランティアグループを設立して活動している。

 企画展では、タレントのビートたけしさんの兄の北野大(まさる)学長(工学博士)や学科の紹介、在校生インタビュー、地域活動の様子などをパネルで展示。介護・健康学科の卒業生が在学中に立ち上げた「江戸川みまもり隊」の活動を記したパネルでは、当初二十軒だった高齢者の安否確認の訪問先が七百三十軒にまで拡大し、地域の信頼を得ていく状況が分かる。

 近くに住む深山毅(みやまたけし)さん(73)は、「総合人生大学の取り組みは、定年後の生きがいを見つける良いきっかけになる。この展示を見て、今後の参考にしたい」と話していた。

 期間中、体験入学(七月二、四日)を開催。文化プラザのカフェでは、よりよい江戸川区を創造するために区民と育てる「芽」が描かれている大学のロゴにちなみ、芽をイメージしたミントをトッピングした限定メニュー「人生大学和風パフェ」(六百円)=写真、区提供=を販売している。

 区によると、十月入学の第十六期生の受け付けは、七月一日に開始する。

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