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【東京】

元祖「おとぱ」20年の節目 発祥の武蔵野で100人が出席

定年退職後、武蔵野市内の地域活動で活躍するパネリストら=武蔵野市で

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 定年退職した人たちを地域の各種活動へ誘うイベント「お父さんお帰りなさいパーティ(愛称・おとぱ)」(武蔵野市民社会福祉協議会など主催)が十六日、武蔵野市内であった。二〇〇〇年から始まったおとぱの「元祖」で、今年で二十回目。同様の試みは八王子市や調布市など各地に広がっている。(花井勝規)

 「むさしのFM市民の会」など市内二十六の団体がブースを出展し、それぞれの活動を紹介。「先達が振り返る地域デビュー」をテーマにしたパネルディスカッションには約百人が出席した。

 おとぱ実行委員長の田中邦忠さん(69)は定年退職後、調理師学校に入校し、若い人たちと共に学んだ体験談を交えながら「自分の知らないことばかりで刺激を受けた」。現在は八つの市民活動に参加するに至り、「こんなに楽しい世界があるとは現役時代には思いもしなかった」と語った。

 「現役時代は家には寝に帰るだけ。地域を顧みることはなかった」と振り返る「クリーンむさしのを推進する会」会長の志賀和男さん(70)は、母(90)や妻(70)ら同居家族の理解を得ながら「自分のやれる範囲で続けていくことがポイント」とアドバイスした。

 会場からは災害時支援ボランティアの中野元晴さん(69)が「何か自分もやりたいと思ったら、まず一歩を踏み出すことが大切」と発言した。

 来賓として出席した松下玲子市長は「地域の課題を地域が解決する。行政としてもそれを後押ししたい」と話した。 

 

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