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【東京】

ニセ電話詐欺 「オレオレ」より「還付金」 区市職員装うケース54%

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 都内で今年1〜5月にあったニセ電話のうち、区市職員を装うケースが54%に上り、昨年同期(34%)から大幅に増えたことが、警視庁のまとめで分かった。「オレオレ詐欺」の語源になった親族を装うケースは10%で昨年同期(30%)から減り、警察官を装うケースの18%を下回った。警視庁は、区市職員を装い「還付金がある」とするニセ電話にだまされないよう呼び掛けを強めている。 (福岡範行)

 都内の還付金詐欺の被害は、二〇〇八年の千八十三件、十一億二千三百万円をピークに激減。一七年から再び急増し、昨年の被害は八百十八件、十億六千四百万円に上った。今年は、このままのペースだと、〇八年を上回り、過去最悪の被害になる恐れがある。

 ニセ電話詐欺は〇三年、息子を装い「もしもし、オレだけど、交通事故を起こしちゃって」などとする手口が、「オレオレ詐欺」と呼ばれ、注目された。

 手口が多様化した後も、オレオレ詐欺が被害の多くを占めてきたが、都内では今年四、五月、還付金詐欺の件数がオレオレ詐欺を上回った。

 区市職員を装うケースは近年、「還付金を受け取るため、キャッシュカードを交換する必要がある」として、カードをだまし取る手口も目立つ。犯罪抑止対策本部の小池康弘対策官は「還付金は典型的な手口だが、周知が足りないかもしれない」と危機感をのぞかせた。

 

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