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【東京】

岐阜発信 上野桜木にアンテナショップ 来月下旬オープン

「岐阜から東京へと出航する『船』のイメージです」と岐阜ホールの計画を説明する今尾さん(左)=岐阜市で

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 「飛騨高山」は有名だけど…。岐阜県でまちづくりに取り組む人たちが七月下旬、アンテナショップ「岐阜ホール」を台東区上野桜木にオープンする。「存在感の薄い『岐阜』の名前をメジャーにしたい」。こんな思いがたっぷり込められた情報発信拠点となる。 (下條大樹)

 全国のみなさん、突然ですが「ぎふ」という漢字を書くことはできますか?

 ホール開設への資金協力を呼び掛けるクラウドファンディングのサイトは、こんな自虐的な問い掛けで始まる。

 企画した、岐阜市のデザイン会社代表の今尾真也さん(33)は、東京での仕事の際、「岐阜ってどこ?」「関西?」「何があるの」と言われるという。「岐阜出身って言っても分からないから名古屋出身です、って答えたことも」。同じ経験をしたスタッフたちの声もあり、二年ほど前から「首都からの発信拠点」の構想を練り始めた。

 「岐阜の魅力的な人たちと、一緒に乗り込む船のような存在に」。こんな今尾さんの提案に岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会の林亨一理事長、新たな岐阜土産としてヒット中の「大地のおやつ ツバメサブレ」をつくる山本佐太郎商店の山本慎一郎さんらが賛同。昔ながらの風景を残していて外国人観光客にも人気がある上野桜木に出店することにした。落ち着いた雰囲気で、人の温かみがあるところが岐阜と似ているそうだ。

 カフェとグッズ販売、イベントが運営の三本柱。メニューは岐阜県産の小麦粉でつくる「蒸しパン」など。定番の商品ではなく、本当に勧めたい菓子や美濃和紙商品などを厳選、生産者の紹介をしながら販売する。週二、三回を予定するイベントは、岐阜ゆかりの著名人を招いたトークが中心となる見込みだ。今尾さんは、「会話の中心にはいつも岐阜がある社交場にしたい」と話している。

上野桜木にある「岐阜ホール」が2階に入居する予定の建物=台東区で

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