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【東京】

子どもの笑顔を照らす光 立川・第六小で「ホタル祭り」

ヘイケボタルの幼虫を校内の池に放流する児童=今年5月、立川市立第六小学校で(いずれも萩本さん提供)

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 立川市立第六小学校(羽衣町)の児童が、生き物がすめる自然の大切さを知ってほしいと、自分たちが育てたヘイケボタルを披露する「ホタル祭り」を校内で開いた。地域住民や保護者、児童ら約七百人が訪れ、美しく光を放つ姿を楽しんだ。 (竹谷直子)

 ホタルの飼育は、同校のプロジェクト「羽衣いけいけ大作戦」の活動で昨年始まった。一年を通じて好きな生き物について学び、地域の人と触れ合う目的だ。

 最初に担当したのは今の五年生。「玉川上水の自然保護を考える会」のホタル育成部長萩本悦久さん(76)の指導を受けながら、卵をふ化させた。校内にホタルのための池をつくり、餌やりや掃除など、手間を掛けて幼虫まで育てた。

 本年度から三年生五十七人が引き継ぎ、五月中旬に池に約三百匹を放流。成虫になったため、二十日夜、祭りを開いた。

 訪れた人たちは池の上に設けたビニールハウスの中で、虫かごに入ったホタルを順番に観賞。「すごい」と感動の声が上がった。

 三年の藪本光(てる)さん(8つ)は「ホタルは昔、川にたくさんいたが、今は川が汚れてホタルがすめなくなっている。そのことを地域の人に知らせ、ホタルの数を増やせたらいいなと思う」と期待。萩本さんは「子どもたちが主催者となり、すべて自分で考え、計画した。環境をどうしなければいけないかまで考えているので、すごい」と喜んだ。

 担当の溝越勇太教諭(36)は「子どもたちの達成感のある顔を見られて幸せ。次の活動にもつながってほしい」と期待を寄せた。

児童たちが育てたヘイケボタル=立川市立第六小学校で

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