東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

武蔵大生「ノーモア・ヒバクシャ」 被爆体験伝える映画祭 練馬で来月13・14日

「西から昇った太陽」の1シーン(いずれも被爆者の声をうけつぐ映画祭実行委員会提供)

写真

 映像作品を通して被爆体験を後生に伝える「被爆者の声をうけつぐ映画祭2019」が今年も七月十三、十四日の両日、練馬区豊玉上一の武蔵大江古田キャンパスで開かれる。広島と長崎の原爆投下や米国の水爆実験で被ばくした漁船「第五福竜丸」、福島第一原発事故などを題材にした作品がそろう。 (渡辺聖子)

 映画関係者らでつくる実行委員会が二〇〇七年から続けている映画祭。今年は国内外の新旧八作品を上映する。上映後に講演やシンポジウムがあるプログラムもある。

 見どころの一つが、米国の二作品。「西から昇った太陽」(二〇一八年)は、第五福竜丸の元乗組員へのインタビュー映像とアニメーションを組み合わせた作品で、日本ではまだほとんど上映されていないという。二回上映する「アトミック・カフェ」(一九八二年)は、核兵器開発にのめり込む米国の記録を描く。日本国内の上映権が切れていたが、監督の一人と交渉し、特別に上映できることになった。

 十三日は午後一時から今村昌平監督「黒い雨」(一九八九年)の上映後、女優斉藤とも子さんが「被爆者との出会い」をテーマに講演する。二日間の締めくくりは、武蔵大の学生によるドキュメンタリー「声が世界を動かした〜ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産の継承センター設立に向けて〜」(二〇一九年)。若い世代に核をめぐる歴史や問題を継承したいとシンポジウムも開く。

 鑑賞券はプログラムごとに必要。大人は前売り千円、当日千五百円。学生・子どもは前売り五百円、当日八百円。二日間フリーパス券四千円。詳細は映画祭のホームページに掲載。問い合わせは、共同映画内の実行委員会=電03(5466)2311=へ。

「声が世界を動かした〜ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産の継承センター設立に向けて〜」の1シーン

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報