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【東京】

都内路線価 6年連続上昇 「五輪後も需要は堅調」19年分

 東京国税局は一日、相続税や贈与税の算定基準となる二〇一九年分の路線価を公表した。都内約三万三千地点の平均変動率は前年比4・9%となり、六年連続で上昇。景気回復や訪日外国人観光客の増加によるインバウンド需要で、都内の地価は上昇傾向が続く。 (藤川大樹)

 路線価は一月一日時点の評価額。路線価のトップは、中央区銀座五の文具店「鳩居堂」前の銀座中央通り。一平方メートル当たり四千五百六十万円となった。三十四年連続の日本一で、過去最高だった四千四百三十二万円を、さらに更新した。新聞紙一枚で二千十万六千円、はがき一枚の広さで六十七万五千円となる計算だ。

 銀座エリアでは大規模な再開発事業が一巡し、上昇率は一八年の9・9%から2・9%に縮小した。

 ただ、不動産サービス大手「CBRE」の奥村真史シニアディレクターは「銀座に出店したいというブランドは多く、テナントの引き合いは強い」と指摘。

 東京五輪・パラリンピックの開催後についても「過去に五輪を開催した先進国ではその後も賃料は落ちていない。五輪をきっかけにインフラが整備され、知名度も上がるため、需要は当面、堅調だろう」と見通す。

 都内四十八税務署ごとの最高路線価を見ると、四十六地点で上昇した。このうち前年比10%以上の伸びとなったのは、足立区千住三の北千住駅西口駅前広場通りなど二十三地点だった。足立区では近年、大学が集積し、収益性が増しているという。

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