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【東京】

まぶたを閉じれば麦畑 三鷹の小学生が昔ながらの作業を体験

「くるり棒」で小麦の穂をたたいて脱穀する児童=いずれも三鷹市で

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 三鷹市内で収穫された小麦を「くるり棒」と呼ばれる農具を使った昔ながらの方法で脱穀する「麦打ち」の体験会が10日、同市新川の市立第1小学校で開かれた。

 まちづくり三鷹やJA、市農業委員会などでつくる市都市農業市民交流協議会の主催。市内で麦を栽培している農家や6年生児童ら約100人が参加した。

 くるり棒は柄の先に1回転する打撃部を付けた農具。鉄の歯をくし状に並べた「千歯こき」で脱穀した後の仕上げ作業に使われていたという。

 体験会には、市民謡連合会(戸塚秀世会長)のメンバー5人も参加し、会が50年前に発掘したという、かつて地元農家の間で歌い継がれていた「武蔵野麦打ち唄」を児童らの前で披露。

 児童らも「めでたやこれの麦打ちは(ホーイホイ)くるり棒の音も良く」とテンポの良い曲に合わせて歌った。市内には戦前、広大な麦畑が広がっていたといい、児童らは遠い昔に思いをはせた。

 体験会で使われた小麦は市内の農家でつくる「三鷹ファーム」(岡田源治社長)の畑で6月に収穫された。同社は地産地消の輪を広げようと、昨年夏には市内のベーカリーと三鷹産小麦100%の食パンを開発したほか、市内のクラフトビール醸造所が今春発売した小麦ビール「MITAKAさん」に原料を供給している。 (花井勝規) 

児童と「武蔵野麦打ち唄」を歌う三鷹市民謡連合会のメンバー(右)

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