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【東京】

「成長」したAIが乗降客をご案内 JR東日本 来月、実証実験の第2弾

AIを活用した初回の実証実験に登場した、駅や周辺の情報を知らせるロボホン=2018年12月、JR池袋駅で

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 JR東日本は八月五日から、東京駅など八駅で人工知能(AI)を使った案内の実証実験第二弾を行う。初回の実験を踏まえ、「成長」したAIが乗降客を案内する。 (宮崎美紀子)

 同社は昨年十二月〜三月に首都圏六駅でロボットや、画面上のキャラクターが乗り換えや駅周辺を案内する実験を行い、約三十万件のアクセスがあった。駅通路に設置したAIは乗り換えなど鉄道に関する質問が多く、商業施設付近は飲食店の情報が求められるなど質問の傾向が把握できた。

 一方で、実験自体があまり知られていなかったり、周囲の目が気になり、話し掛けるのが恥ずかしいなどの課題も見つかった。予想以上に幅広い質問があり、飲食店情報などは十分に対応できなかったという。

 十一月十日までの第二弾は、「恥ずかしい」という声に応え、一部のAIの画面を小型化したり、小声でやりとりできる受話器型に改良。多言語化も進め、原則、日・英・中・韓の四言語以上に。飲食店情報などは「ホットペッパーグルメ」など外部の専用サービスを活用。初回の実験での学習内容も上積みされるので「前回は赤ん坊から育てたが、今度は小学生、中学生レベルから始められる」(同社)という。

 対象駅は新たに横浜駅と東京モノレール羽田空港国際線ビル駅が加わる。実験期間中にラグビーワールドカップ(W杯)が開催されることから、より訪日客を意識し、来年の五輪・パラリンピックへつなげる。

 

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