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【東京】

オーストリアのワインは江戸前ずしと相性抜群 国交150年、千代田で大試飲会

大勢の参加者でにぎわうオーストリアワインのセミナー。左端は講師の岡田壮右さん=千代田区で

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 江戸前ずしに合うオーストリアワインの講習会が千代田区内のホテルで開かれた。和食店経営者やワイン学校講師など約七十人が参加、旬のネタや食材に応じたワインの選び方を学んだ。講習会はオーストリアと日本の国交百五十年を記念して、同国ワインマーケティング協会が日本で初めて開いた大試飲会の一環。約八十のワイン醸造所が出展、経営者らも五十人が来日し、約九百人の来場者に魅力を伝えた。

 講師を務めたのは、「銀座 壮石」(中央区)を経営し、同国ワイン大使でもある岡田壮右(そうすけ)さん。岡田さんは同国のワインの魅力を風味、ミネラル、酸味のバランスが多様で、「繊細な味わいの和食にもそっと寄り添ってうま味を引き立てることができる」などと和食との相性の良さを紹介した。トリガイなど貝類にはウィーンで作られた白ワイン「ゲミシュター・サッツ」がお薦めなどと素材ごとに八種類を紹介、参加者は味わいの違いを楽しんだ。

 静岡市のすし店でソムリエとして働く荻原謙さん(45)は「味わいを主張しすぎず、一歩引いて食事をもり立てるオーストリアワインは、まるで大和なでしこのようだ」と話した。

 同国大使館によると、日本の同国ワイン輸入量は十三位と、認知度が高くないが、世界一厳しいワイン法で製造され上質な白ワインが有名で、欧米で注目を集めてきている。日欧経済連携協定(EPA)発効によりワインの関税が撤廃されたこともあり、同国ワインの消費拡大を目指している。 (市川千晴)

 

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