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【東京】

<東京人>近代スポーツことはじめ 近代化とともに伝来

2003年に建立されたブロンズ製の「日本野球発祥の地」記念碑=千代田区で

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 プロ野球のオールスターゲームも終わり、ペナントレースもいよいよ後半戦。そんな野球は、いつ日本に伝わったのでしょうか。公益財団法人野球殿堂博物館の学芸員、関口貴広氏はこう言います。

 「一八七二(明治五)年、第一大学区第一番中学のアメリカ人教師、ホーレス・ウィルソンが放課後に生徒たちに教えたのが日本での始まりだとされています」

 翌年、同校は開成学校と名前を変えて道を挟んだ向かい側に移転。現在、千代田区神田錦町の学士会館がある場所で、敷地内には「日本野球発祥の地」の記念碑も建っています。

 続いて、久保建英(18)のレアル・マドリード・カスティージャ入団が話題になっているサッカー。日本人が初めてサッカーに触れた時期については、公益財団法人日本サッカー協会の見解をご紹介しましょう。いわく、一八七三(明治六)年に英国海軍教官団のA・L・ダグラス少佐と海軍将兵が来日。東京築地の海軍兵学寮で訓練の余暇として日本人の海軍軍人にサッカーを教えたというものです。

 最後は、九月に『ワールドカップ2019日本大会』が開幕するラグビー。このスポーツが日本に伝わったのは一八六六(慶応二)年。横浜開港資料館には、この年に横浜居留地に住む外国人の間で横浜フットボールクラブ(現・YC&AC)が設立され、実際にプレーをしたという記録が残っています。

 現在は日本でもポピュラーなスポーツの多くは、近代化とともに伝来したものだったのです。 (石原たきび)

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 「都市を味わい、都市を批評し、都市を創る」をキャッチコピーに掲げる月刊誌「東京人」の編集部が、8月号の記事をもとに都内各地の情報をお届けします。問い合わせは、「東京人」編集部=電03(3237)1790(平日)=へ。

 

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