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【東京】

「生きたかった命を 若い世代も身近に」 「原爆の子の像」モデル少女の映画上映

若い世代の来場を呼び掛ける(右から)増山麗奈監督、りあんさん、日本憲吉さん=立川市で

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 広島に投下された原爆で被爆し、広島市の平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルになった少女の映画「サダコの鶴」が十一日に日野市、二十八日に中央区でそれぞれ上映される。被爆者が高齢化する中、増山麗奈監督(42)=日野市=は「若い世代に自分の体験のように語り継いでほしい」と願い、高校生以下の入場料を無料にする。

 「サダコ」は佐々木禎子さん。一九四五年八月六日に二歳で被爆。白血病と診断されて入院後、病院で鶴を折り続け、十二歳で亡くなった。

 映画は「サダコ」の一生を描いており、さらに「サダコ」が現代によみがえり、折り鶴が寄贈された縁がある沖縄や福島の米軍新基地建設、東京電力福島第一原発事故といった現代の戦争、核を巡る問題を見詰める物語もある。

 増山監督の長女で、サダコを演じた俳優りあんさん(17)は「同世代に見て、身近に感じてほしい。死にたいと思っている人がいるなら、生きたかった命があることを考えてほしい」と話す。ほかに出演は俳優の日本憲吉さんら。

 上映は、十一日が午後二時半から日野市多摩平のPlanT。入場料千五百円。二十八日が午後二時半から中央区銀座の銀座サロン。三千円。問い合わせは増山監督=電080(6687)4118=へ。 (松村裕子)

 

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