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【東京】

鉄道愛、ダイヤに込めて 京王電鉄作成 体験会に小学生34人

ダイヤ作成を体験する子どもら=多摩市で

写真

 鉄道好きの子どもたちが、運行状況を図表で表した鉄道ダイヤの作成を体験するイベントが6日、多摩市の京王線聖蹟桜ケ丘駅近くの商業施設であった。京王電鉄が主催し、小学4〜6年生34人と保護者が参加。「スジ屋」とも呼ばれるダイヤ作成者の仕事の一端に触れた。

 ダイヤの横軸は時間の流れを指し、縦軸には駅名が並ぶ。列車の動きを線(筋)で記すことで、各列車の進行や発着の状況が一目で分かる。スジ屋の呼び名も、この線に由来するという。

 京王には69の駅があり、ラッシュ時には2分に1本のペースで列車が発車する駅も。このため、実際の運行に使われるダイヤは、多数の折れ線が複雑に入り組む。列車同士の衝突が起きないようにするのはもちろん、各列車が駅ホームを効率的に発着できるように運行計画を立てる。

 講師役の京王電鉄運転課の境幸一郎さん(36)が「ダイヤは、電車をきちんと走らせるための設計図です」と説明。参加した子どもたちは、定規を使ってカラーのペンで線を引き、思い思いのダイヤを作った。

 多摩市の小学5年生、伏見昂真(こうま)君は特急や準特急が多く走るダイヤを考え、「列車がぶつからないようにするのは難しいけれど、うまく組めてよかった。京王の運転士になりたい」と話していた。

 イベントは鉄道に関心を持ってもらい、京王のファンを増やそうと、昨年初めて開いた。好評で3回目の開催となった。 (松尾博史)

 

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