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【東京】

枯れ葉剤問題 ドクさんと考える 品川・荏原であす集い 

ドクさん(右)と家族

写真

 一九六〇年代に米軍がベトナム戦争で散布した枯れ葉剤の被害がいまだに続く問題を考える集い「ベトナムダイオキシンデー・ニッポン」が十一日午後一時から、品川区荏原(えばら)四のスクエア荏原ひらつかホールで開かれる。

 枯れ葉剤には猛毒のダイオキシンが含まれ、森や田畑、湖沼を汚染。食べ物などを通じて遺伝子を破壊し、数多くの肢体の不自由な子どもが生まれた。残留性が強く、今も被害者が生まれているが、米国は謝罪も補償もしていない。

 ベトナム政府は八月十日を「枯れ葉剤被害者支援の日」と制定。日本でも支援者らが二〇一一年から集いを始め、今年で九回目。

 今回は特別ゲストとしてグエン・ドクさん(38)を招く。ドクさんは一九八一年に下半身がつながる結合双生児で生まれ、八八年の兄ベトさん(二〇〇七年に死亡)との分離手術を経て、現在は病院で働く。結婚し、双子の男女にはフーシ(富士)とアインダオ(桜)と名付けた。

 集いでドクさんは「ボクが今 生きてここにあるということ」と題して講演。枯れ葉剤被害を取材するフォトジャーナリストの中村梧郎さん(79)と対談する。

 定員三百五十人。チケットは事前予約二千円、当日二千二百円(学生・ベトナム人千円)。問い合わせは、実行委の柳洋二さん=電090(7414)3504=へ。 (野呂法夫)

 

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