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【東京】

<つなぐ 戦後74年>早乙女さんが平和授業 江東「東京大空襲・戦災資料センター」で

自身の戦争体験などを語る早乙女勝元さん=江東区で

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 東京大空襲・戦災資料センター(江東区北砂一)では、名誉館長で作家の早乙女勝元さん(87)が「親子のための平和授業」と題し、灯火管制がなくなった七十四年前の夜、明かりの下で家族の顔を見て平和を実感した体験などを語った。

 昭和七年生まれの早乙女さんは自身の戦争体験などを元にした多くの著作で知られる。同センターが開館した二〇〇二年から今年六月まで館長を務めた。

 授業では「空襲で半分焼けた家に住んで終戦を迎えた」と自己紹介。男の子は軍隊、女の子は従軍看護婦を目指し、子どもでも死を覚悟していた時代だけに「戦争に負けても生き残れると初めて知った」と振り返った。

 特攻隊については「日本だけの、兵隊にとって残酷な戦術。万が一の際、爆撃機の搭乗員を潜水艦で救う準備をしていた米軍と違っていた」と述べた。

 母親と訪れた千葉市美浜区の小学五年、川合幹司郎君(10)は「戦争も特攻も二度と繰り返してはいけないと思った」と話していた。 (梅野光春)

 

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