東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

<つなぐ 戦後74年>不戦や平和 誓い、学ぶ 二度と戦争、起こさない 都追悼式に900人

追悼のことばを述べる松原瑠子さん(左から2人目)=文京区の文京シビックホールで

写真

 「令和」になって初めてとなる終戦の日の十五日。都内各地でも、戦没者を悼み、不戦、平和の誓いを新たにする式典や、戦争の悲惨さを学ぶ催しがあった。

 都戦没者追悼式は、文京区の文京シビックホールで開かれ、遺族ら約九百人が参列した。

 遺族を代表したあいさつで、狛江市の武藤孝行さん(77)は一九四五年に父親が現在のパプアニューギニアでの戦闘で死亡し、空の遺骨箱を受け取った記憶を振り返った。現地での遺骨調査・収集活動に毎年参加しており、「一柱でも多く、早く収容し帰還させたい。われわれ遺族の切なる願いは、二度と戦争はあってはならない、起こしてはならない、してはならない、日本も世界も平和であり続けてほしい」と呼び掛けた。

 北区の小学五年松原瑠子(りこ)さん(11)は「犠牲になった人たちの、国の平和と家族の幸福を願う強い思いのうえに築かれていることをきちんと受け止め、忘れてはいけない」と述べた。

 小池百合子都知事は「悲惨な戦争を二度と繰り返してはならない」と決意を示し、「東京二〇二〇五輪・パラリンピック大会まであと一年。平和の祭典を必ずや成功させ、先人たちの願いであった夢と希望にあふれた平和な世界を、次世代へと引き継いでまいります」と述べた。 (石原真樹)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報