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【東京】

<ヒーロー>起用に応え 3安打 関東一3年・長嶋峻佑(しゅんすけ)選手

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 甲子園でサヨナラ本塁打を放ったことがある兄譲りの打撃センスを大舞台でも見せつけた。地方大会も含めて初のスタメン出場で5打数3安打。「この日のためにやってきたので良かった」と満足げな表情を浮かべた。

 左投手を苦にしないところを買われての起用だった。「ずっと出たくてうずうずしていた。絶対活躍してやる」と気合を入れた。

 二回は右前打でチャンスを広げ、六回にも膝元の変化球を右前にうまく運んだ。守っては強烈な当たりを横っ跳びで好捕。アルプス席に必殺仕事人のテーマが流れたのもうなずける活躍ぶりだった。

 三人兄弟の末っ子。二〇一五年にベスト4入りした時のメンバーの次兄、亮磨(りょうま)さんは、3回戦でサヨナラ本塁打を放った。

 十回1死、兄と同じような打席が回ってきた。打てばサヨナラ、勝てばベスト8。条件がそろったことで不意に兄の一打が頭によぎった。結果は空振り三振。「ホームランバッターじゃないのに狙ってしまった」。兄の偉大さを感じながら足元を見つめ直した。

 履正社に勝てば兄と同じベスト4の景色が見える。「手ごわい相手だが、挑戦者のつもりでぶつかっていく」。スポットライトを浴びた背番号13がいつもより輝いて見えた。 (加藤健太)

 

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