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【東京】

発掘したばかりの土器や石器初公開 29日まで多摩市で展示

上部にヘビの飾りが付いた縄文時代の土器と、勾玉(手前)=多摩市で

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 多摩市が昨年以降に市内で発掘した土器や石器を初公開した「土の中のお宝展」が、関戸公民館ギャラリーで開かれている。市内で初めて出土した装身具の勾玉(まがたま)や、ヘビの飾りが付いた深鉢をはじめ、縄文、古墳時代の約四十点を展示している。二十九日まで。

 勾玉は五月に和田・百草遺跡(和田)で掘り出された。長さ五センチと大きめで、形も美しいが、出土時に淡い緑だったのが空気に触れて酸化し、黒く変色している。見つかったのは千五百年前ごろの住居跡。付近には古墳もあり、有力者らが所有していたとみられる。

 ヘビの深鉢は昨年、向ノ岡遺跡(連光寺)で発掘された四千五百年前の縄文中期の土器。上部に四つのヘビの顔が内向きに付いている。関東では出土しているが、市内では初めてで、良好な状態で残っていた。

 底がすのこのような形をした珍しいタイプの古墳時代の甑(こしき)(蒸し器)もある。

 担当者は「新しい令和の時代に、地元の古い時代にも関心を持ってほしい」と話す。午前十時〜午後四時。無料。 (松村裕子)

 

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