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【東京】

プロバンドのミュージックビデオ 「操り人形登場」を提案 桜美林大生が撮影・編集

撮影に使った人形を手にする(右から)斎藤さん、渋谷さん、杉森教授=町田市で

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 桜美林大(町田市)の学生たちは、福岡を拠点に活動するポップビートバンド「図鑑」の曲「ゆら、ゆら、ゆら」のミュージックビデオを制作した。図鑑のメンバーとともに、学生がエキストラで出演して大学内で撮影。準備から完成まで四カ月をかけて仕上げた力作で、指導した元テレビディレクターの杉森順子教授は「素人がつくったとは思えない出来」と評価する。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。(松村裕子)

 制作したのは、杉森教授の授業で学ぶビジュアル・アーツ専修の二年生十四人で、日本コロムビア(港区)と連携して取り組んだ。

 コンペで操り人形が登場する案を提案し、採用された渋谷琴音(ことね)さん(19)が監督を務め、四月から準備を始めた。ストーリーを何度も修正したり、カメラアングルを考えて試し撮りを繰り返したり。六月下旬に本番の撮影に臨み、編集作業を経て完成させた。

 ビデオは約四分半。図鑑でボーカルとギターを担当する平山カンタロウさんが歌いながら、教室や食堂、庭、バスの車内で人形との掛け合いを繰り広げる。同大のチアリーディング部やダンスグループの約百人も出演し、演技で盛り上げている。

 「ゆら、ゆら、ゆら」は銭湯が登場するBSテレビのドラマ「のの湯」の主題歌。渋谷さんは「ほんわかした雰囲気に合うと思って人形を提案したけど、人とかみ合わせるのが難しかった」と振り返り「ユーチューブで見て、自分の作品が世に出たことを実感した」と喜ぶ。スケジュール管理や関係先との調整など裏方を担った斎藤洋佑さん(19)は「それぞれの担当者との調整は大変だったが、成果が実ってよかった」と話した。

 杉森教授にとっても初の試みで「学生たちは、チームで映像をつくる面白さと苦労を体感できたと思う」と手応えを口にした。

平山さん(中央)と人形、エキストラの学生が出演したミュージックビデオの一場面(ドリーミュージック・桜美林大提供)

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