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【東京】

海洋ごみで光るドレス 桜美林大生が制作、環境問題を発信

プラスチックのかけらやペットボトルを使った光るドレスを紹介する学生たち=町田市で

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 桜美林大(町田市)の学生たちが、海洋ごみのプラスチックを使った光るドレスを制作し、二十六日に市役所で展示を始めた。カナダ・バンクーバーで七月にあった環境イベントのファッションショーに出展した作品三点で、帰国報告を兼ねている。三十日午後四時半まで。 (松村裕子)

 ドレスのデザインは、光アートを手掛ける同大非常勤講師、柏原エリナさん。クラゲがテーマで、白い和紙や絹などの天然素材を使い、色とりどりのプラスチックのかけらや、火であぶって花形に加工したペットボトルで装飾した。発光ダイオード(LED)を使い幻想的に仕上げた。

 学生はビジュアル・アーツ専修の二年生八人。田中敬一教授の授業で、四月から作業を始めた。海洋ごみに関する学習をしたうえで、神奈川県藤沢市の鵠沼海岸で、素材にするプラスチックのかけらを拾い集めた。海を漂流していたため、もろくて崩れやすく、製作ではドリルで穴を開けてワイヤでつなぐ作業が大変だったという。

 宮崎怜華さん(20)は「波が来るたび、新しいプラスチックごみが現れた。実情を知ってほしい」。リーダーの上田真由乃さん(19)は「海のプラスチックごみは聞いたことがあったが、世界的な問題だと分かった」と話し、自らもマイバッグを持ち始めたという。田中教授は「学生たちがプラスチックごみの社会的な意味を勉強し、発信する機会になった」と成果を語った。

 期間中は学生が常駐し、来場者に説明する。

 

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