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【東京】

相撲甚句、本場戻る 両国で31日、全国大会

日本橋での昨年の全国大会の様子。今年は再び両国で開催される(日本相撲甚句会提供)

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 大相撲の余興として、巡業などの際に力士が披露する相撲甚句。角界のみならず日本中に愛好者がおり、一堂に会する「第二十七回全国大会」(一般社団法人・日本相撲甚句会主催、文化庁など後援)が三十一日、両国国技館隣の江戸東京博物館(墨田区横網一)で開かれる。 (井上幸一)

 江戸時代から伝わる相撲甚句は、「ホイ」や「ドスコイ」という合いの手に合わせ、アカペラで、力士の特徴などを独特の調子で歌う。

 大会では、北海道から九州まで三十団体以上の相撲甚句会の会員が、前唄、本唄、はやし唄などで自慢の喉を競う。また、総師範で元力士の羽黒郷龍太朗さん、桂国弘さんが「やさしい手」「貴景勝」を披露。関東一高(江戸川区)の生徒によるチアダンスもある。

 日本相撲甚句会(本部・墨田区、飯田三千代会長)は、飯田会長の父で、大相撲の元三役格の呼び出しの故・永男(のりお)さんが一九九五年に設立。現在では全国に四百人の会員がいるという。本部では甚句教室を毎週開いている。

 全国大会は毎年、江戸東京博物館で催してきたが、昨年は博物館が改装中で日本橋で開催。今年は二年ぶりに相撲の本場の両国に戻ってきた。

 甚句会の永井順幹事長(76)=神奈川県藤沢市=は「大相撲は若手力士の台頭で盛り上がっており、若い人の相撲甚句への関心も高まりつつある。この機会に伝統文化を知ってほしい。面白おかしくちゃかすような唄もある」と来場を呼びかけている。

 午前十時開演。入場無料。問い合わせは、日本相撲甚句会=電03(3635)8834=へ。

 

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