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【東京】

浅草サンバカーニバル リオからレジェンド・ネルソンさん参加

カーニバルに登場したネルソン・サルジェントさん(中央)=台東区で

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 8月最後の青空の下、31日に台東区で開かれた第38回浅草サンバカーニバルには、サンバ界のレジェンド(伝説の人)と称されるサンバ歌手で作詞作曲家のネルソン・サルジェントさん(95)が、発祥の地ブラジルからパレードに初参加した。ネルソンさんは「日本の皆さまの愛を感じた」と感無量の様子だった。 (天田優里)

 ネルソンさんはブラジルのリオデジャネイロ出身で、十代のころからギターや歌を習った。現地の名門で最古のサンバチーム「マンゲイラ」に作曲家として参加すると、多くのヒット曲を生み出した。グループやソロでも活動しながら、曲づくりに励んでいる。

 今回の来日は、横浜市のチーム「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ・ヨコハマンゲイラ」との交流がきっかけだった。一九八六年に結成されたチームは、九〇年以降、メンバーをブラジルに派遣。マンゲイラのメンバーと一緒に踊ることで、絆を深めてきた。高齢のネルソンさんが浅草サンバカーニバルへの参加を熱望していたことから、チームが招待した。

 カーニバル本番、ネルソンさんはヨコハマンゲイラのメンバー三百人と、浅草の街をパレード。特別に用意されたアレゴリア(山車)に乗り、手を振りながら沿道の声援に応えた。出発前にマイク片手に自身の曲を歌い、涙ぐむ場面も。終了後、「とても幸せだった。体調次第だが、来年もぜひ参加したい」と喜んだ。

 ヨコハマンゲイラ幹部で、マンゲイラ日本大使の松下洋一郎さん(70)は「現在につながるサンバの形を作り上げた第一人者が浅草に来てくれるとは」と喜びを話した。

 

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