東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

楽しい学校づくりを 国分寺で「夜スク」 市民60人が参加

子どもたちの学びについて意見を交わす参加者たち=国分寺市の「カフェスロー」で

写真

 どうすれば子どもたちが主体的に学校で学びたいと思えるようになるかを考えるイベントが、国分寺市内の自然食レストラン「カフェスロー」で開かれた。このレストランは専門家や地域で活動する人を招き、さまざまなテーマで大人に学びの場を提供している。イベントは、不登校になる子どもが多いことへの疑問から企画し、市民らが教育問題に向き合った。(竹谷直子)

 イベントは、夜のスクールを略して「夜スク」という。来年度に学習指導要領が改定され「主体的な学び」が盛り込まれることも開催の理由。

 八月中旬、このレストランで小学生らが集まり「行きたい学校」と題して議論した。それを受け、募集に応じた地域住民や学校関係者ら約六十人が参加した。

 イベントでは、子どもたちが挙げた学校の好きなところ、嫌いな理由をベースに進行。「友だちがたくさんいる」という前向きな声の一方で「先生が怖い」「いつも先生に命令されているみたい」「宿題が多い」といった否定的な意見が目立ったことが紹介された。

 参加者らは四〜五人のグループに分かれて討議。「子どもたちには自由な選択肢がないのではないか」「子どもにかかわる大人に気持ちの余裕が必要」などと意見を交わした。

 校則を全廃した世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦校長が、議論の後で講演し「二学期の前に、なぜ子どもの自殺が起きるのか、海外から見ても不可思議な日本の現状がある」と指摘。学校と保護者だけでなく地域ぐるみで取り組む必要性を説き「楽しい学校につくり替えていくべきだ」と呼び掛けた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報