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【東京】

総合福祉施設「光の家」100周年を記念 日野の視覚障害者バンド、14日に公演

コンサートに向けて練習する光バンド=日野市で

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 視覚障害者の総合福祉施設「東京光の家」(日野市)の利用者十人で活動する「光バンド」は十四日午後三時から、日野市民会館でチャリティーコンサートを開く。今年は施設の創立百周年。歴史をビデオで紹介するとともに、光バンドの生みの親で昨年末に亡くなった前理事長田中亮治さんを追悼する。 (松村裕子)

 コンサートでは、歌手の谷村新司さんから贈られた「今を生きて」や、田中さんが作詞した「どんな花でも生きている」など十三曲を披露する。稲城市の小中学生によるゴスペル聖歌隊「エバーグリーン・クワイアー」や、光の家聖歌隊と共演する曲もある。

 光バンドは一九八九年、ピアノ・ボーカルの高橋正秋さん(51)を中心に「正秋バンド」として結成。二〇一四年に光バンドに名称を変えた。プロの指導も受けながら腕を磨き、国内外で公演している。

 光の家は一九一九年、豊島区で発足。五八年に日野市に移った。田中さんは、創立者の娘と結婚して二代目理事長になり、夫妻でバンドの結成を後押しした。

 シンセサイザーの井沢栄次さん(49)は「田中さんはずっと一緒だった。僕たちのことも職員のことも思ってくれた。歌を天国に届けたい」。バンドは来年、東京五輪の関連行事への参加も検討しており、高橋さんは「バンド三十周年、光の家百周年を踏まえ、新たな出発となるコンサートにしたい」と話す。

 チケットの福祉協力券は二千円。一部は市社会福祉協議会に寄付する。

 問い合わせは光の家=電042(581)2340=へ。

 

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