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【東京】

<子どものあした>おなかグーグーの子いなくなれ! 港・芝大門 子ども食堂オープン

お祝いの3段ケーキをみんなでカット=港区で

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 NPO法人「みなと子ども食堂」と電通が社会貢献のために新設したグループ「ノーペコラボ」が協力し、港区芝大門の元居酒屋の空き店舗に「みなと子ども食堂・大門だもん店」をオープンさせた。月に二回ほど夕食を用意する。子どもと食の問題を多くの人たちと一緒に考え、行動していくという。 (市川千晴)

 お腹をすかせた子が心も満たされることを願う「グーグーの日(九月九日)」にちなみ、九日にオープン。子どもたちがダンスを披露し、フードスタイリストの飯島奈美さんが作った直径五十センチの特大オムライスケーキで、親子連れや中学生ら約四十人と祝った。

 子ども二人と訪れた会社員の母親(40)は「仕事があり、夕食は本当に大変。同世代と気軽に楽しく過ごせる子ども食堂を探していた」と笑顔を見せた。

 空き店舗を所有する笠井設計の笠井高範社長(45)が「子ども食堂として使って」と区に相談したのがきっかけで、約三年前から南麻布の区施設で、子ども食堂を運営する「みなと子ども食堂」が二号店として始めることになった。阿部浩子理事は「夜間でも明るい場所なので、気軽に来てほしい」と話す。

 支援することになったノーペコラボの本間絹子代表は「子どもの貧困は深刻で、孤食の問題も指摘されている。より多くの人に興味を持ってもらえるよう工夫することで、解決につなげていきたい」と話した。

 区の二〇一六年七月の調査では、一人親や就学援助を受ける世帯などの約12%が、夕食を子どもだけで食べており、「孤食」解消に向けた取り組みを続けている。

 今後は、毎月第二、第四水曜日の午後六〜七時に開催。次回は二十五日。子ども百円、大人三百円、未就学児と保護者セット三百円。利用するには、みなと子ども食堂のホームページから予約が必要。問い合わせは同食堂=電080(7960)0207=へ。

 

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