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【東京】

国内最高齢・イヌワシの「青梅」天国へ 多摩動物公園

元気だったころのイヌワシの青梅=2014年9月(多摩動物公園提供)

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 多摩動物公園(日野市)は十一日、同園で飼育していた国内最高齢のイヌワシ「青梅(おうめ)」が死んだと発表した。オスで体長約七八センチ、推定年齢三十五歳だった。

 同園によると、青梅は幼鳥のとき、青梅市今井の山林で衰弱した状態で見つかり、一九八四年六月に同園が受け入れた。地元にちなんで「青梅」と名付けられた。昨年十一月ごろから、呼吸器系の不調で食が細り、一般公開をしていなかった。九月上旬になって体調が悪化し、六日に死んだ。同園のイヌワシは二十二羽となった。

 イヌワシは野生の寿命は十〜三十歳とされ、飼育下では、秋田市大森山動物園で推定四十五歳まで生きた例がある。今回、青梅が死んだことで、国内の最高齢は盛岡市動物公園の推定三十二歳のオスとなった。

 イヌワシは北海道から東北、中部地方などの山間部を中心に生息しているが、開発などによって生息域が狭まっているとされる。国の天然記念物で、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IB類に分類されている。 (原昌志)

 

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