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【東京】

「ジェットコースター」50メートル疾走 都立大泉桜高生が手作り 文化祭で一般公開

文化祭前日、完成したジェットコースターの試走をする生徒

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 都立大泉桜高校(練馬区)の3年生手作りの木製「ジェットコースター」が13日、完成した。2年前、同校で初めて製作したコースは約20メートル。今年は倍以上の50メートルに挑み、「高校生でもこんなに大きなものを作れた」と喜ぶ。14、15日に一般公開の文化祭があり、生徒たちは「大勢の人に乗ってほしい」と呼び掛けている。 (松尾博史)

 七月から、三年の有志十人を中心に製作に取り組み、机の上に木材を組み合わせたコースができあがった。三年の勝地結菜(かつちゆいな)さん(17)は「速く走る最後のカーブが楽しい。製作を通じて友だちと仲良くなれるのがよかった」と笑顔を見せた。

 高さ二・三メートルのスタート地点で、生徒がトロッコを押し、そのまま自然滑走でゴールする。トロッコは一人乗りで、走行時間は約三十秒。直線とカーブを繰り返し、後ろ向きに方向転換したり、傾斜が大きくスピードが出たりする場所もあって楽しめる。

 三年四組担任の太田俊教諭が製作を指導した。二年前、一年生の担任だったとき、「作るのが大変な分だけ、達成感を味わえるだろう」と考え、文化祭の出し物として生徒に提案したのが始まり。その結果、昨年、今年と三年連続で製作に関わることになった。

 実は、高校生のジェットコースター作りは各地で行われている。兵庫県立尼崎北高の吉田英一教諭(58)がコースの設計図を作り、二〇〇〇年ごろから、希望した千校以上に、無料で配布して広まったという。

 大泉桜高の生徒も二年前、その設計図を基に約二十メートルのコースを製作。昨年は約二十四メートル。今年は、生徒と太田さんが相談し、「長く、精密なコースにしよう」と巨大化に挑んだ。

 乗車受け付けは十四、十五日とも午前十時〜午後二時半。無料。乗れるのは、おおむね四歳以上。

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コースの土台になっている机を調整する生徒たち=いずれも都立大泉桜高校で

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