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【東京】

多摩動物公園 赤ちゃんコアラ人気 推定54歳・ゾウたちも元気

ニーナの袋から出てきた赤ちゃんコアラ=日野市で(いずれも多摩動物公園提供)

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 日野市の多摩動物公園で、八年ぶりに生まれたコアラの赤ちゃんが公開され、人気を集めている。全国で三カ所しか飼育していないゴールデンターキンの子どももデビュー。新たに誕生した動物のほか、敬老の日(十六日)にちなみ、推定五十四歳、国内最高齢のアフリカゾウなど長寿の動物たちも来園者を迎えている。 (松村裕子)

 コアラの赤ちゃんは雄で二月七日生まれ。名前はまだない。父親はコタロウ(三歳)、母親はニーナ(二歳)。誕生時は体長一・七センチ、体重〇・五グラムしかなく約半年間はニーナの袋の中で母乳を飲んで育った。七月下旬から手足などが見え始め、八月に袋から出てくるように。袋の中にいることも多いが、母親に抱っこされたり、背中に乗って移動したりする姿も見られる。

 同園は一九八四年からコアラを飼育し、今回で誕生は十六頭目だが、現在、飼育しているのは赤ちゃんを含め三頭だけ。担当者は新たな命を喜びつつ、「さらに増やさないと」と話す。

ゴールデンターキンの子どもと母親のオーキ

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 ゴールデンターキンの子は七月十六日に生まれた雄の「ハマ」。前日が「海の日」だったことから名付けられた。母乳を飲み、草も食べて育ち、元気に跳びはねる。成長するにつれ、茶色の毛は金色に変わる。

 母親は同園生まれのオーキ(十四歳)、父親は中国から来たテン(十歳)。ゴールデンターキンはウシ科のターキンの亜種で、中国の山岳地帯に生息する。同園では九頭になった。

アフリカゾウでは国内最高齢のアコ

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 一方、長寿の動物たちの展示施設の前には「敬老の日」にちなんで、お祝い看板が立てられている。推定五十四歳の雌のアフリカゾウ「アコ」はアフリカで生まれ、六七年に来園した。干し草などを食べ、食欲は旺盛。国内最高齢のイヌワシだった「青梅」は残念ながら今月上旬に死んだが、担当者は「アコはまだまだ元気」という。

 雌のチンパンジーでは国内最高齢の推定五十八歳のペコや、ボルネオオランウータンでは飼育歴が世界最長の五十四歳のジュリー(雌)なども。十五、十六日にはペコなど四種類の動物について園内で飼育員が説明する。問い合わせは動物公園=電042(591)1611=へ。

 

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