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【東京】

五輪観戦暑さ対策 好感触 都が「MGC」で試行

かち割り氷を受け取って喜ぶ子どもたち=港区で

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 十五日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)=本社など共催=で、都は来夏の東京五輪・パラリンピックに向け、観戦者への暑さ対策を試行した。猛暑がやわらぎ、テストは少々、時季外れとなったが、沿道の観客らは、ひんやりした感触を喜んだ。 (原昌志)

 比較的過ごしやすかったが、日差しは強く、午前十時には熱中症警戒レベルの気温二七度を上回った。マラソン折り返し地点の芝公園付近で、都職員らがかち割り氷や紙製サンバイザーなどを配り、皇居前の行幸通りでは、握ると羽根が回る手のひらサイズの手回し扇風機が配られた。

 沿道には休憩所のテント、ミスト発生装置が設置された。三人の子どもと観戦に訪れた港区の女性会社員(34)は「氷が一番ありがたいですね。いろいろ使えますし」と汗をぬぐい、ネッククーラーを受け取った目黒区の自営業男性(59)は「このところ涼しかったが、暑くなると観戦も大変。助かります」と話していた。

 芝公園付近では災害派遣医療チーム(DMAT)車両が待機し、暑さ指数(WBGT)も計測。先頭ランナーが通過した午前十時すぎ、日の当たる場所は二七度前後だったが、日陰やミスト周辺などは熱中症注意レベルの二五度未満。視察した小池百合子知事は「今回の取り組みで得られた知見を分析し、よりよい対策をとっていきたい」と話した。

 

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