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【東京】

目黒の祭り、生サンマ5000匹 間に合った 気仙沼産「脂乗ってるね」

笑顔で会話しながらサンマを焼き、手渡す焼き手たち=目黒区目黒の田道広場公園で

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 焼きサンマをふるまう「目黒のさんま祭」が十五日、目黒区目黒の田道(でんどう)広場公園で開かれ、サンマ五千匹が来場者に無料で提供された。不漁続きで、直前まで冷凍ものになる可能性があったが、十三日に宮城県気仙沼港で水揚げされた新鮮な生サンマが届いた。

 開場した午前十時過ぎには、会場近くの目黒川沿いに秋の味覚を求める人たちの行列ができた。焼き手の気仙沼市民らが、訪れた人と「これ脂が乗ってるね」などと会話しながらサンマを炭火で焼いていく。手渡された来場者は熱々のサンマをおいしそうにほおばっていた。

 会場を訪れた菅原茂気仙沼市長は「本当に取れなくて驚いている」と最近のサンマ漁の厳しさについて話した。目黒のさんま祭気仙沼実行委員会会長の松井敏郎さん(72)は「生のサンマを焼いて食べるおいしさを知らない人も増えたが、将軍様がその味の良さに『サンマは目黒に限る』と言ったオチの落語から始まってる祭だから、おいしさにこだわりたい」と、ほっとした表情を見せた。 (岩岡千景)

 

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