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【東京】

<ラグビーW杯>夢描くボランティア 開幕控え東京スタジアムで研修

ラグビーW杯直前の研修会でスタッフの案内で会場を巡る大会ボランティアら

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 20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)に向け、組織委員会は18日、開幕試合などが行われる調布市の東京スタジアム(味の素スタジアム)で、大会ボランティアの実地研修会を開いた。参加者は「国際的なスポーツイベントでお役に立ちたい」などと抱負を語った。 (花井勝規)

研修会で観客席に座る大会ボランティアら=いずれも調布市の東京スタジアムで

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 研修会には、都内で活動する予定のボランティア約二千四百人のうち四百人が参加した。十九歳から八十四歳まで年齢層は幅広く、都内を中心に首都圏からの参加者が目立つ。ボランティアは「チームノーサイド」と呼ばれる。活動する上での注意点の説明を受け、班ごとに分かれてスタジアム内を視察した。

 「もともとラグビーが大好きで参加した。開幕をものすごく楽しみにしています」。参加した世田谷区の女子大生(19)はボランティアの一員として大会会場にいられること自体を満喫している様子だった。

 東久留米市の古賀真奈さん(62)は「五年間ドイツに暮らした経験があり、現地の方々にお世話になった。海外からの観客の皆さんには日本に来て良かったと感じてほしい」と話した。府中市の東京外国語大四年、岩本海成さん(23)は小学生からバドミントンで活躍したスポーツマン。「ラグビーは高校で二年間経験した。小さいころからスポーツで成長させてもらった恩返しをしたい」

 友人にラグビー関係者が多いという調布市の女性(65)は「ラグビーの盛んな府中市と比べると、調布市はあまり熱心さを感じないのが残念」とも。同じく調布市の四十代の自営業女性は「東京スタジアムに来た観客が試合後、調布駅周辺ではなく、都心に戻って飲食するのでは」と、地元の経済効果への不安を口にした。

◆京王線調布駅 アートで彩る

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 京王線調布駅の中央口に18日、W杯をPRする装飾「シティドレッシング」がお目見えした。最も目立つのが階段アート=写真(京王電鉄提供)。大会のロゴマークや大会マスコットのレンジー、駅周辺で都が開催する「ファンゾーン」の告知などがあしらわれている。

 開幕試合を含めて8試合を行う東京スタジアムへのシャトルバスが同駅を発着する。東京スタジアムの最寄り駅の飛田給駅と並び多くの乗降客が予想され、大会を盛り上げようと市が京王に発注していた。 (花井勝規)

◆観戦チケット提示で電車・バスがお得に 府中市、無料配布へ

 府中市はW杯の観戦客を呼び込もうと、京王線府中駅から試合会場となる東京スタジアム最寄り駅の飛田給駅までの切符(百四十円)を無料で配布するほか、無料送迎バスの運行を計画している。

 試合がある二十一日と十月五、六、二十日の各日、府中駅南口で、観戦チケットを提示した先着千八百人に切符を無料で配る。無料バスは九月二十一日と十月五、十九日の各日、市内の大國魂神社前を出発し、チケットを提示した先着百五十人を会場まで送迎する。

 市はフランス、イングランドのチームが市内でキャンプをするのに合わせ、市街地で日本文化を紹介するイベントも開催する予定。 (松村裕子)

 

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