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【東京】

都内基準地価 前年比4.1%上昇 7年連続プラス 豊島区住宅地、利便性高く人気

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 都は十九日、土地取引の指標となる都内千二百七十八地点の基準地価(七月一日時点)を公表した。全地点の平均変動率は前年比4・1%の上昇で、七年連続のプラスとなった。住宅地は利便性が高く割安感がある豊島区などが引き続き伸び、多摩地区では稲城市のJR南武線沿線で上昇が際立った。商業地は外国人観光客の人気エリアや再開発が進む地点で、前年から続いて上昇がみられた。 (原昌志)

 全調査地点のうち、前年から継続調査地点の八割強で上昇。区部はすべての地点で、多摩地区は六割強で上昇した。

 【住宅地】

 住宅地の平均上昇率は2・5%で、前年を0・1ポイント上回った。区部は4・6%で前年の4・3%からさらに上昇幅が拡大し、多摩地区は0・8%で横ばいだった。市区町村別では荒川区の8・6%、豊島区の7・9%、台東区の7・6%の順だった。

 上昇率最高地点は豊島区高田一の10・9%。上位五地点は豊島、足立、荒川、江東区の地点が占めた。利便性の高さのわりに値頃感がある都心周辺の人気を示す形となった。

 多摩地区は、上昇率上位五地点のうち四地点が稲城市の地点で、十位以内に六地点が入った。JR南武線の駅前区画整理の効果などが現れた。

 【商業地】

 商業地の平均上昇率は前年から0・9ポイント上がって6・8%。区部の上昇が大きく、前年比1・2ポイント上昇の8・4%だった。多摩地区は同0・3ポイント上昇の2・3%。区市町村別では台東区の14・4%、港区の9・9%、北区の9・8%の順だった。

 上昇率の最高地点は台東区浅草一の地点で34・5%に達した。二位の西浅草二も31・1%で、30%超はミニバブル期の二〇〇七年以来の水準。新宿、港、渋谷区の地点が続き、外国人観光客の人気スポットや再開発ビル付近が強さを見せた。

 多摩地区は武蔵野市のJR吉祥寺駅付近の三地点が一〜三位。JR中央線沿線は十位以内で九地点を占めた。

 最高価格は十四年連続で中央区銀座二の明治屋銀座ビル。前年から3・1%上昇し一平方メートルあたり四千三百二十万円で過去最高を更新した。

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