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【東京】

校舎建て替え中 制約こそチャンス!! 燃えた開成中・高生 きょう、あす文化祭

オブジェを囲む生徒たち。前列左が装飾サブチーフの藤川一樹さん。中央は文準委員長の須田凌成さん=いずれも荒川区で

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 私立開成中・高校(荒川区)の文化祭「開成祭」が二十一、二十二の両日、行われる。校舎建て替え工事中で制約が多い中での開催だが、生徒たちは不利な条件もチャンスととらえ、文化祭を盛り上げようと意気込む。

 開成の正門は、JR西日暮里駅前、道灌山通り沿いにある。開成祭では毎年、ここを飾る巨大アーチに工夫を凝らす。開成祭のシンボルといえるアーチの前では、多くの来場者が記念撮影をする。昨年は「夜の市街地」をテーマに、サクラや高層ビルのある夜景を描いた。

 しかし現在、創立百五十周年の記念事業で高校新校舎建築工事が進行中。正門が閉鎖中のままで開催となる。入場門は西門に変更するが、正門より小さく道路も狭いため、例年通りの巨大アーチは難しい。

 そこで生徒たちは、正門アーチに代わる記念撮影スポットをひと工夫する必要があると発案。「ペン剣」と呼ばれる、ペンと剣を交差させた校章を模したオブジェを木材を削って立体的に作製した。訪れた人々が記念撮影できるよう西門近くに設置する。

 「お客さんすべてが見るオブジェなので気が抜けなかった。ペンの曲がり具合など本物に近づけるよう時間をかけました。ぜひここで記念写真を撮ってほしい」と、オブジェを担当した装飾係サブチーフで高校二年の藤川一樹さん(17)は言う。

 このほか、高校一年生がつくった木製ジェットコースターなど、開成祭では初挑戦の企画も多い。「新しいことへの挑戦は刺激になります。来ていただく全員が楽しめるよう、安全や予算面などを考えて調整を進めました」と開成祭の責任者である文化祭準備委員会(文準)委員長、高校二年の須田凌成さん(17)は言う。

 午前九時〜午後五時(二十二日は同四時半まで)。観覧自由、予約不要、上履き不要。JR・地下鉄西日暮里駅徒歩五分。駐車場なし。問い合わせは開成学園=電03(3822)0741=へ。 (榎本哲也)

開成祭に向けジェットコースター作りに励む生徒たち

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