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【東京】

高輪・安藤さんの自宅画廊で開催 アート展で地域に 新しい出会いを

「多くの外国人にも見に来てほしい」と話す安藤洋一さんと妻のまりえさん=港区で

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 日本の伝統文化を紹介するアート展が二十日、港区高輪のギャラリー高輪AOで始まった。御所人形や木版画などが並び、発起人で画廊オーナーの安藤洋一さん(77)は「港区は転入転出の数が多く、地域のつながりが作りにくいと言われるが、アート展をきっかけに新しい出会いが生まれたらうれしい」と話している。 (市川千晴)

 会場には愛らしい御所人形や、金箔(ぱく)を背景にしたバラの木版画などを展示。他に、写真のように正確な色鉛筆画や切り絵、力強い書などがある。国内外で活躍するプロ作家ら九人の作品で約二十点。三回目の今年は東京五輪応援プログラムに認定された。

 安藤さんは五歳から高輪に住み、町会長を務めている。街にはマンションが多く建設され、整備されたが人付き合いは減ってしまったという。「新旧の住民が交流できる場を作り、活気を取り戻したい」と思い、セミリタイア後の二〇〇八年、六十歳以上の区民が対象のチャレンジコミュニティ大学(明治学院大学)で地域の活性化を学んだ。仲間と始めた「高松桜まつり」は今では地域の風物詩となった。

 画廊もその延長線だった。絵が好きで、自宅一階の貸事務所が空いた一七年三月、「芸術の力で地域の交流拠点を作ろう」と念願の画廊を開いた。

 アート展は、高輪一丁目の町会「松ケ丘会」主催。二十九日まで、午後一〜六時。入場無料。

 二十八日午後三時〜四時半は、HUG高輪(高輪一)で、こけし収集家でもあるイツカさん夫婦の講演会と、御所人形作家の吉野光宝(こうほう)さんの講演会を開く。先着四十人。問い合わせは=03(3441)3639=へ。

 

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