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【東京】

生徒いきいき、メダル作り 多摩市の特別支援学校 ボッチャプレ大会に向け

メダルを作る生徒たち

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 2020年東京パラリンピックを記念して多摩市の各種団体が計画するボッチャ大会のプレ大会に向けて、地元の特別支援学校「都立多摩桜の丘学園」の生徒たちが入賞者用のメダル作りに励んでいる。大会は障害の有無にかかわらず一緒にプレーし、運営することを目指しており、教員は「生徒たちが地域に貢献できることを示したい」と話す。 (松村裕子)

 ボッチャは、球を投げて目標の球にどれだけ近づけるかを競う。重度身体障害者でもできるよう考案されたパラリンピック種目。前回大会では日本が銀メダルに輝いた。

 メダルは校名にちなんだ桜形。薄いピンク色の石こう製で、順位に応じて金や銀、銅色の粉末で飾る。

 制作に当たるのは高等部二、三年の六人で、肢体が不自由で重複障害がある。作業学習の授業で、石こうと色を付けた水を混ぜて型に入れ、固まった石こうをやすりで削って洗い、十月初旬までに計二十四個を仕上げる予定だ。

 障害の重い生徒は石こうを混ぜる時間をタイマーで計るなど、できることを役割分担して取り組んでいる。教員によると、実際に使われるメダルを作ることが生徒の励みになっているという。

 市青少年問題協議会や市社会福祉協議会などでつくる実行委員会は来春、「ボッチャ二〇二〇TAMAカップ」を初開催する。それに先立ち企画したプレ大会は、十月十九日に同校で開かれる。

 プレ大会には障害の軽い生徒を含め、市内と、友好都市・長野県富士見町の約三十チームが参加する。地元の企業が道具を貸し出し、中学生がポスターを描くなど幅広い人たちが協力する。

 同校は、会場提供や生徒の出場にとどまらず、障害の重い生徒もメダル作りで参加することを提案した。山本優校長は「来年も、その後の大会も、ほかの大会でもメダルを作れれば」と生徒の活動の幅が広がることを期待している。

入賞者に贈られる金銀銅のメダル=いずれも多摩市で

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