東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

あきる野市長選告示 現新一騎打ち JR武蔵引田駅の区画整理事業など争点

 任期満了によるあきる野市長選は29日告示され、いずれも無所属で再選を目指す現職の沢井敏和さん(70)=自民、公明推薦=と、新人で元市議の村木英幸さん(62)が立候補を届け出た。利便性向上や企業誘致のため、市がJR武蔵引田駅北口で進める区画整理事業の是非や、少子高齢化対策などを争点に舌戦が始まった。

 投票は10月6日、市内23カ所で行われ、午後9時から秋川体育館で即日開票される。28日現在の選挙人名簿登録者数は6万7475人。 (布施谷航)

 (届け出順)

◆雇用が生まれれば発展に

 沢井敏和(さわい・としかず)さん(70)無現<1>自公

 沢井さんは午後三時、JR秋川駅近くの広場で出陣式を行い、第一声を上げた。推薦を受けた自民の国会議員や都議、近隣自治体の首長らが見守る中で「四年間、着実に事業を実行することができた。さらに発展させなければいけない」と支持を呼び掛けた。

 一期目の実績として、複合施設「あきる野ルピア」に子育て施設を整備したことを挙げ「若いお父さん、お母さんが増えた。少子高齢化が進む中、若い世代の定着は重要」と強調。市の財政に関し「借金を減らす努力とともに基金の健全化を図ってきた」と主張した。

 武蔵引田駅の区画整理については「企業が来ることが決まっている。雇用が生まれれば発展につながる」と継続を訴えた。

<略歴> 市長(元)学校法人理事・市議・武蔵野市職員▽日大

<公約> (1)健康寿命の延伸(2)秋川駅のバリアフリー化(3)財政健全化・公共施設の経費縮減(4)子育て支援・空き家・人口減少対策(5)区画整理で企業誘致を推進

◆財政圧迫 全面的に見直す

 村木英幸(むらき・ひでゆき)さん(62)無新

 村木さんは午前十一時、支援を受ける市議六人らとともに、JR秋川駅近くの広場で出陣式。第一声で「市政にはさまざまな課題があるが、明るい未来を開くために全力で取り組む」と訴えた。

 少子高齢化への対策の必要性に言及。「十月から始まる幼児教育・保育の無償化で生まれる財源を、小中学校体育館のエアコン整備に充てる」と主張した。旧秋川高校跡地に特別養護老人ホームを建設する考えも示した。

 市の財政を圧迫しているとして、再検討を掲げている武蔵引田駅の区画整理では「全面的に見直す」と表明。「市長の退職金や公用車廃止で財源を生み出し、市民サービス向上を図る」とアピールした。

<略歴> 社会福祉法人理事長(元)市議・住宅会社員▽慶大

<公約> 開発優先から市民生活優先の市政へ転換はかる。あきる野市の財政破綻を食い止め、子や孫の代に借金のつけを負わせる市政にストップをかける

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報