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【東京】

台風19号 1週間  大雨予報 住民ら被害拡大懸念

秋川の水が流れ込み、土砂が積もったままの住宅=あきる野市山田で

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 台風19号で浸水や土砂崩れの被害を受けたあきる野市や八王子市などの住民は十八日も、後片付けに追われた。台風上陸から一週間となる十九日は大雨の予報も出ており、被害の拡大を警戒する声も聞かれた。 (布施谷航)

 秋川沿いの道路が約百メートルにわたって崩落し、十三世帯が床上浸水したあきる野市山田地区。いまだにワゴン車が土砂に埋まったままで、爪痕が深く残る。会社員平原修一さん(57)宅は、一階がすべて水につかり、家族四人で二階で生活する。給湯器が水没して壊れたため自宅の風呂に入れず、台所も使えない。「来週から仕事に行かなくてはいけないが、片付けがいつ終わるのか」とため息をつく。

 土砂崩れがあった八王子市上恩方町では、自宅に土砂や丸太が流入した福田忠さん(70)が、川水があふれた北浅川の様子を心配そうに見詰めた。身を寄せる親戚の家は北浅川沿いで、大雨が降れば浸水の恐れがある。「また避難しなくてはいけないかもしれない」と心配そうに空を見上げた。

 十八日は、気象状況を解説して自治体を支援する気象庁の「防災対応支援チーム」があきる野市と日の出町を訪れ、「十九日にかけて雨が降り続く予報となっている。地盤が弱くなっているため土砂災害に警戒してほしい」と呼びかけた。

 大雨に備え、あきる野市は十八日、開設済みのいきいきセンター以外に三カ所の避難所を、八王子市も同日、恩方第二小や浅川小など四カ所の避難所を開設した。

 八王子市社会福祉協議会は十九日、市役所職員会館(元本郷町)に災害ボランティア支援センターを開設し、午前八時半〜十時、市内在住、在勤、在学者を対象にボランティアを受け付ける。浅川、恩方地区を中心に泥のかきだしなどをする。問い合わせは支援センター=電090(8510)6046=へ。

大雨に備えて流木などを取り除く作業員=八王子市上恩方町で

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