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【東京】

学びませんか 国際手話 五輪・パラで注目、都が受講料補助

国際手話中級講座で学ぶ青塚昌子さん(左)と講師の砂田武志さん(右)=千代田区で

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 来年の東京五輪・パラリンピックを見据え、海外の聴覚障害者とコミュニケーションする方法として国際手話が注目されている。訪日外国人との交流やボランティアでの活用などが期待され講座で学ぶ人が増えた。ただ、正確な通訳ができるほど熟練した人はまだ少なく人材育成が課題だ。

 千代田区で今月上旬、日本国際手話通訳・ガイド協会が運営する中級講座が開かれた。静かな教室で、講師と生徒数人が国際手話でさまざまな単語をやりとり。話が通じると一気に笑顔が広がった。

 国際手話は、聴覚障害者が国際会議などで使用する言語。耳の聞こえない外国人が全員習得しているわけではないが、聴覚障害者による国際総合スポーツ大会デフリンピックなどで広く活用されている。

 中級講座の生徒で埼玉県入間市のパート青塚昌子さん(53)は「国際手話を身につけて東京五輪・パラリンピックのボランティアに臨みたい」と話す。講師を務めるガイド協会の砂田武志代表理事(58)によると、生徒は約三年前から三倍に増え、現在は約百人に上る。

 都は、国際手話や米国で使われるアメリカ手話を学ぶ人に対し、受講料の半額を補助する制度を設けた。二〇一四年度の利用者は百十人だったが、一八年度は三百四十一人に増えている。

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 日本財団ボランティアサポートセンターは、来年の東京大会の運営に携わる大会ボランティア予定者向けに開く手話講座に国際手話を盛り込んだ。九月に受講した千葉県浦安市の会社員八木政道さん(33)は、チケット購入やレストラン案内を想定した手話を学び「世界中の人をおもてなしできたら」と目標を描く。

 だが、通訳者の人数は十分ではない。外国人向けにツアーと通訳ガイドを紹介する企業「otomo」(文京区)は、インターネット上で客がガイドを選ぶ際、英語などに加え国際手話を選択できるようにする予定だが、当面は用意できるガイドが五人前後にとどまる見通しだ。

 二五年に日本でのデフリンピック開催を目指す全日本ろうあ連盟は今月末に学習本「Let’s Try国際手話」を発行する。ページのQRコードをスマートフォンで読み取れば動画が見られる。

 吉野幸代理事(47)は「本を使って国際手話ができる人が増えてほしい。通訳者や指導者は非常に不足しており養成に力を入れたい」と語った。

 

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