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【東京】

日比谷、国立高生 英高生にトライ  目黒で親善試合

熱戦を繰り広げる選手たち

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 ラグビーワールドカップ(W杯)観戦で来日した英国のパブリックスクール・ミル・ヒル校のラグビーチームと、日比谷高校と国立高校のラグビー部が二十六日、目黒区の東京大駒場キャンパスで親善試合をした。創部約七十年の歴史がある両校のラグビー部だが、海外チームとの対戦は初。選手は「W杯のおかげで貴重な経験になった。今後の試合に生かしたい」と目を輝かせた。 (梅野光春)

 ミル・ヒル校はロンドン北部にあり、チームは二十四日に来日した。毎秋、国外チームと交流試合をしており、日本のラグビーを研究する英国の歴史家マイク・ガルブレイスさん(72)が、旧知の日比谷高ラグビー部OBの伊藤芳明さん(69)に声を掛け、親善試合の開催が実現した。

 「前回のW杯で南アフリカに勝った日本のラグビーが、英国で注目されたことが、親善試合の契機の一つ」とガルブレイスさん。伊藤さんは「W杯がくれた贈り物だね」とほほ笑む。

 試合は二十五分ハーフで日比谷高はミル・ヒル校の一軍チームと対戦。大柄な選手たちにぶつかっていったが、0−47で敗れた。高地優成(こうちゆうせい)主将(17)は「身長が高い選手もいてやりにくかったが、フォワードのタックルが通じた。強豪校と対戦するときの自信になる」と手応えを感じていた。

 二軍チームが相手だった国立高は5−7と善戦した。前半にトライし、5−0でリードしたものの、後半に逆転を許した。大柴光樹(ひろき)主将(17)は「気持ちで押していくことができた。W杯の年に部活をしているからこその経験。運命を感じる」とはにかんだ。

 ミル・ヒル校は、日の出や富士山を描いたジャージーを新調して、親善試合に臨んだ。一軍のヘンリー・ギブソン主将(17)は「いい試合だった。一度いっしょにプレーしたら、もう仲間だ。一番の宝物ができた」と笑顔を見せた。

 試合後の食事を交えた懇親会では、両校の選手がミル・ヒル校の選手に手ぬぐいなどを贈った。日比谷高ラグビー部の宮崎和哉監督(46)は「試合の結果より、体をぶつけ合ってはぐくむグローバルな友情が大事。また声がかかれば、今後も対戦したい」と期待した。

試合を終え、記念撮影をするミル・ヒル校と日比谷高校の選手たち=いずれも目黒区で

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