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【東京】

移動映画館で「ごろ寝シネマ」 今度は武蔵野総合体育館

2016年10月に開かれた野外映画イベント=港区で(キノ・イグルー提供)

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 カフェや酒蔵、公園、美術館、無人島など、大小さまざまな場所で映画を上映するイベント「移動映画館」。その草分け的存在として知られる「キノ・イグルー」の有坂塁さん(44)らが手掛ける映画上映イベント「体育館でごろ寝シネマ」が十一月二日午後七時二十分から、武蔵野市吉祥寺北町の武蔵野総合体育館で開かれる。有坂さんは「普通の映画館で見るのとは違う、映画って本当に楽しいんだと実感してもらえる機会にしたい」と話している。 (花井勝規)

 キノ・イグルーは二〇〇三年、レンタルビデオ店でアルバイトをしていた有坂さんが、中学時代の同級生と結成した二人組の映画上映イベントのプロデュース組織。吉祥寺に活動拠点を置き、一四年に上野の東京国立博物館で開いた野外上映イベントでは六千五百人を動員し、注目を集めた。今では全国から依頼が舞い込み、年間七十〜八十回のイベントを手掛けている。

 「体育館でごろ寝シネマ」は、武蔵野総合体育館などを運営する武蔵野生涯学習振興事業団が設立三十周年を記念して開く。およそ一時間のイベントで、寝そべって観賞できる。飲食もOK。子どもから大人まで楽しめるようにと、一本あたり五分から十分程度の短編作品を選び、組み合わせて上映する。

 喜劇王バスター・キートンの無声映画の名作や短編アニメなどが候補だが、有坂さんは「お客さんの年齢層や会場の雰囲気を見ながら、その場で上映作品を決める」と語る。初めて見る映画との出会いの驚きや喜びを大切にし、そのためには「予告なしの方がいい」と考えているからだ。作品の見どころを解説するトークも売りにしている。

 先着百五十人、入場無料。問い合わせは同事業団=電0422(30)1901=へ。

有坂塁さん

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